復活!サブスリー 防府読売マラソン2013
〜1秒の借りを返しに再び山口・防府の地へ〜

今年のレースを象徴するようなコース上の風、三田尻港
「あのハムストリングスの痙攣さえ無ければ…」もちろん結果に「タラ・レバ」は禁物ですが、昨年初めて出場した防府読売マラソンのタイムは3:00:01秒(アスリートたけし・防府読売マラソン2012参照)、1年間自分のなかではずっと、心のひだにこの「たかが1秒、されど1秒」が引っかかっていました。今年はもう一回防府を走り、こんどこそサブスリーを達成したい!との想いで、秋口から昨年同様の練習・レースメニューを組んで本番を迎えます。11月に2本走ったハーフマラソンのタイムは昨年並みで、心配されていた加齢による力の落ち込みは認められません。しかし状況は前回とはかなり違っています。まずは仕事の都合で山口での前泊がかなわなかったこと、レース当日朝一の飛行機で山口入り、時間的余裕はありません。さらに、昨年に比べ気温がかなり低く、強風が吹いていましたから明らかにコンディションは良くありません。
極めつけはスタート位置と直後の混雑です。参加者が大幅に増えたことで、並ぶ位置も昨年に比べずいぶん後ろで、スタート後もスムーズにスピードに乗れないのです。1km通過が何と!?5分08秒(昨年は4分29秒)、周りでも「おい、おい、5分もかかってるよ…」と走っているランナーたちからざわめきが起きたほどです。気が焦り、そこから急激にペースアップ、サブスリーペースまで1分近いビハインドを僅か5km地点で戻したものですから、明らかにオーバーペースです。その後はずっとこのオーバーペースのツケを背負って走ることに、風の影響も受け、つらい、苦しいレース展開となりました。
自分的にはいつ失速してもおかしくないなと、思いながら歩を進めていきましたので、精神的にもいつもよりきつい感じ、どうやら3時間が切れそうだと、確信できたのは40q通過地点でのことでした。昨年口惜しい思いをしたフィニッシュ地点を今回は笑顔で駆けぬけることができました。応援本当にありがとうございました。この先年々、フルマラソンをサブスリーのタイムで走りきることは年齢的に厳しくなっていくものと思われますが、1年に1レースはしっかり練習を積み、調整をしたうえでサブスリーを狙うレースと位置付けて走り続けていきます。皆さん、Keep On Running!
防府読売マラソン2013 2時間59分19秒
距離 スプリットタイム ラップタイム
〜5km 21分09秒 21分09秒
〜10km 41分46秒 20分37秒
〜15km 1時間2分46秒 21分00秒
〜20km 1時間23分35秒 20分49秒
ハーフ 1時間28分14秒 -
〜25km 1時間44分42秒 21分07秒
〜30km 2時間05分52秒 21分10秒
〜35km 2時間27分29秒 21分37秒
〜40km 2時間49分30秒 22分01秒
〜ゴール(2.195キロ) 2時間59分19秒 9分49秒
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