「ついに実現、渋谷表参道Women’sRun」
http://womensrun.jp/
−1月17日(月)午前11時〜エントリー迫る!!−
渋谷区民枠(在住、在勤、在学500名)の申し込みはこちら
http://runnet.jp/runtes/raceDetail/top/m26156.html
「かなり昔だけど、表参道で女性のマラソン大会をやったことがあるのです」と教えてくれたのは、原宿表参道欅会・前理事長の山本正旺氏、私は雑誌・ランナーズを発行している(株)アールビーズ社長の橋本氏に「本当にあったとすれば記事とか残っていませんか?」と聞き、探してもらったところ、確かにありました。

「原宿女子ミニマラソンチャンピオンシップ」という名の5kmのレース、1977年・1978年の2回だけ開催され翌年の「第1回東京国際女子マラソン」に引き継がれていった女子マラソン界にとって黎明期の日本初となる貴重なロードレースでした。

「復活できたらたのしいね!」という、軽い会話は東京国際女子マラソンの閉幕という重いニュースを受けて、いつしか東京の街を走りたい女性ランナーの夢を乗せた構想となったのです。
しかし、実現への道のりは苦難の連続でした。地域の町会長、商店会長、体育会会長、渋谷区陸上競技協会の皆さんとともに桑原渋谷区長を口説き、予算は付けてもらったもののしばらくは全く前進がありません。
警察署に行けば「東京マラソンの翌週にまたマラソンで渋谷・原宿の交通規制?冗談もいい加減にしてください」。明治神宮へのお願いも「神聖な明治神宮境内は何人も走れないのは放送や張り紙でご存知ですよね?」とにべもありません。
こんな状況で丸一年、せっかく付けてもらった予算も執行できない状況でとうとう区長からも「伊藤さんのやる気が感じられないのでこのプランは中止ですね」といわれる始末、いよいよピンチです。
人や物事を動かす力、それはパッション(情熱)以外にない、ことが今回のことでよくわかりました。
あきらめず粘り強く、その必要性を丁寧に説明し、お願いしていけば私以外の人々にもこのイベントを開催したい!という求心力が生まれます。特に桑原区長には明治神宮や区内警察署、警視庁本庁にも何度も交渉に足を運び、開催を依頼していただきました。
丸3年を要した実現までの時間、区長をはじめ関係各位のパッションと理解に心から感謝しています。
昨年11月末にはコース上にもあたる「表参道ヒルズ」において記者会見を開きました。
セカンドウィンドAC所属の尾崎朱美選手、ランニング好きのタレント大串エリカさんと桑原渋谷区長、3人が大きなクリスマスツリーの前に並んで会見する様子を見ていたら、涙がこぼれそうになりました。
渋谷表参道Women’sRunポスター
「女性が4000人、表参道を走る!」渋谷表参道Women’sRun、いよいよエントリーが始まります。
シリアスなアスリートからジョギングを始めたばかりの女性も、お早目にお申し込みください。
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