本年も9月1日「防災の日」に、渋谷区をはじめとする関係機関と自主防災組織が連携して、渋谷区総合防災訓練が代々木公園B地区にて実施されました。関東大震災を連想させるような暑い日、「自らの安全は自らで守る」という目的にそった訓練をリポートします。
今回の訓練には176組織・4,634人が参加しました。当日が平日と言うこともあり、一部保育園の園児や、中学生の参加を除けば、ほとんどの参加者は高齢者に見えたのが気がかりです。防災はまさに「訓練千回、震災一瞬」です。災害時の対応に実働部隊となる青年・壮年層の訓練参加が望まれます。各地域での休日防災訓練の充実はもちろん、区内事業所においても、9月1日「防災の日」は必ず防災訓練を行うような方策(条例制定)も必要ではないかと思います。