東京都が昨年11月に突如計画発表した原宿旧社会事業大学跡地への大規模留置場建設構想は住民、区、区議会を巻き込んで大きな反対運動のうねりとなりました。(バックナンバー参照) 伊藤たけしは議長時代から「本当の戦いの始まりはトップ会談から」と訴えてきました。 その実現に向けての努力が実り、ついに5月23日、小倉基渋谷区長と石原慎太郎東京都知事とのトップ会談が実現しました。
その後直ちに「原宿大規模留置場対策四者協議会」が開かれ、区長からの報告を受けた後、今後の対応を協議しました。渋谷区は区長と知事との会談を踏まえ東京都から区幹部が6月12日に基礎調査報告書の内容を聴取し、区議会、反対区民の会は6月末に行われる知事との会談を経て、それぞれの団体で説明を受けることとなりました。
一見、関係修復が計られたかに見えますが東京都は今後8月中に「基本構想」を策定し、今年度中に具体的な整備計画をまとめると発表しています。話し合いの前にスケジュールありきでは、住民無視も甚だしいと言わざるを得ません。 今後とも区民、区と力を合わせ、議会も計画の撤回、今年度予算1億6千万円の凍結に向け頑張ります。ご理解・ご協力をお願いいたします。
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