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伊藤家の食卓

(2013年03月)

自転車行政の、夜明けだ。
 3月1日(金) 気分: 天候:
昨日開かれた「渋谷区自転車安全利用対策協議会」で「渋谷区自転車安全利用指針」が策定されました。自称・自転車族議員として協議会に参画していた私としてはこんなに嬉しいことはありません。区長(協議会会長)をはじめ、関係者の皆さん、本当にありがとうございました。

伊藤たけしの議会での代表質問や委員会での質疑は「自転車にも優しいまちづくり」が定番の内容、毎回手を変え品を変え、視点を変え、提案を重ねてきました。自動車と歩行者という2者のみの視点で長らく考えられてきた、道路行政の計画にやっと風穴があき「自転車の視点」が加わったのです。

策定された指針には「自転車通行環境の整備」として、自転車ナビマークによる自転車通行帯の設置や、自転車安全ネットワーク路線の選定、そして自転車利用者への交通ルール周知策や安全教育などソフト面の施策も盛り込まれています。さらには私が口を酸っぱく提言してきた「今後の大規模開発や都市基盤整備などのまちづくりにおいては、自転車の通行環境整備が不可欠」という文言も盛られています。

これは国が先ごろ示した「自転車安全利用ガイドライン」にも沿った画期的な内容、渋谷の自転車行政計画のバイブルともいえるものでしょう。これから渋谷の道路が自転車にも優しくなっていく様や、自転車乗りのマナー向上など、形が目に見えていくのが本当にが楽しみです。

朝:ハムチーズトースト
昼:弁当
夜:洋食系つまみ・なべ
間食:ケーキ

トレーニング:ジョグー10q 代々木公園2.5kmコース

これも、まちづくりです。
 3月3日(日) 気分: 天候:
少し寒かったけれどほぼパーフェクトな天気の下、3回目を迎えた「渋谷・表参道Women’sRun」http://womensrun.jp/
は無事開催されました。大会事務局長としては、準備期間が相当長く、そして最後は毎日のように各部署との調整に走り回る割に、当日はそれこそ、あっ!!という間・刹那に終了するイベントに毎年戸惑いさえ覚えます。

しかし日曜日の午前中にギュッと凝縮された盛り上がりもまた楽しいと思うことにしましょう。参加者である女性ランナー、キッズ・ファミリーランナーの皆さん、ボランティアの皆さん、応援の皆さん、スポンサーの皆さん、スタッフ・大会関係者の皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの笑顔で今までの苦労はすべて帳消しになり、お釣りがくるくらい私も満足しています。

昨日、一昨日から原宿、渋谷の街は事前受付を終え、受付でもらったピンクのバッグを下げている人が目立ちましたし、本日午後からも、女性ランナーでまちはあふれかえっていました。「こんなソフト面での、まちづくりのアプローチもありだな」と、心から思えました。

件のIOCの評価委員は会場に現れたかどうか定かではありませんが、きっと、報道等でこの素晴らしいイベントを知り、「女性がこんなに華やかに、にこやかに街を走り抜けるイベントができる都市は東京だけ!」と感じてくれることでしょう。この「渋谷・表参道Women’sRun」が2020年オリンピック・パラリンピック招致の一助になれれば、本当に幸いです。評価委員の皆さん、東京をよろしくお願いします!

朝:おにぎり
昼:中華定食
夜:イタリアン
間食:大福もち

トレーニング:ジョグー10q 夕方代々木公園をジョグ

更新情報。
 3月10日(日) 気分: 天候:
「渋谷新時代リポート」に第3回渋谷・表参道Women’sRunの様子をアップしました。是非、ご笑覧ください。

朝:おにぎり・サンドイッチ
昼:天ざるそば・そうめん
夜:イタリアン
間食:大福もち

トレーニング:バイク―80km 大井ふ頭 ジョグ―10q 代々木公園クロカンコース
トライアスロンシーズンインを前に、自転車に乗る量が増えてきました。今年もトライアスリートとしてガツガツ行きますよ〜!

渋谷の歴史が、変わる日。
 3月15日(金) 気分: 天候:
明日開通する東急東横線と東京メトロの相互直通運転の記念式典・祝賀会に行ってきました。会場は渋谷ヒカリエ、その前では運転最終日の東横線とそのホームを見ようと、いわゆる「撮り鉄」が幾重にも並んでいます。

式典では東急電鉄、東京メトロの社長あいさつに続き、猪瀬都知事が来賓祝辞に立ちました。東急東横線、東京メトロの相互直通運転により、北から東武線、西武線、みなとみらい線と計5路線が繋がることに触れ「明日は渋谷の歴史が変わる日、宿敵東急と西武が手をつなぐ日です。」とぶち上げます。

その後も「渋谷は芸術文化の発信基地であるとともに、コンテンツ産業・情報産業の発信地でもある。アメリカ・ニューヨークで言えばタイムズスクェアみたいなところ」とか、「渋谷の街と東京の見事に整備された鉄道網は先日来日したJOC評価委員にも大きくアピールしたはず、かならず2020年のオリンピック・パラリンピックは東京に来ます!!」と気合の入りまくったいい挨拶をしてくれました。

知事でなくてもわくわくします。渋谷が東京が変わる予感がします。

朝:卵サンド
昼:パーティーブッフェ・美味しい料理がたくさん出ていました!
夜:魚・和食系つまみ
間食:月餅

トレーニング:バイクローラー台―15q ジョグ―10q

家が、燃えている。
 3月18日(月) 気分: 天候:
昨晩は久しぶりに夜の会合が無く、家内と仲良く家めしを決め込み、テレビなんぞを観ていると、何やら外が妙に明るいのです。窓際へ行ってカーテンを開けて唖然としました。隣地・都立青山病院跡地に建設中の住宅展示場の一棟から火の手が上がっているではないですか。

「おい!119番、119番」と言いながら家内から電話器を受け取り消防に連絡しましたが、話し中でぜんぜん繋がりません。そうこうしているうちに、火の勢いが増しここも(直線距離で70mほど離れています)熱くなってきました。火の粉が家まで届くようになり、「こりゃぁ、避難しないとダメか?」と思っていたらやっと、消防自動車がじゃんじゃん到着、放水を始めました。

かなりでき上がっていましたが、建築途上の家でしたから中に家具なども無く1〜2時間ほどで消火が済みました。本当にびっくりしました。今朝改めて見てみると、屋上やガレージは黒い燃えかすが散乱しています。今日一日警察・消防の現場検証が行われていますが、放火か失火かは未だ分からないようです。

本日朝一で住宅展示場を主催する企業担当者が飛んできて、お詫びやら説明がありましたが、実は先週には「日曜・祝日は工事をしない」という約束を違えて、休日も騒音をまき散らす工事業者に対し、大家(貸主)の東京都財務局がしっかり指導・監督して欲しいとクレームに行ったばかり、続いての大失態です。

近隣住民の怒りも限界に近い感じ、桑原区長も今朝現場を視察してかんかんに怒っていました。今後トラブルを起こさないよう、対応するのは当然として、東京都と主催企業には猛省を促します!!

朝:ピザトースト
昼:弁当
夜:和食つまみ
間食:柏餅

トレーニング:バイクローラー台―15q ジョグ―10q

春風舞走。
 3月20日(水) 気分: 天候:
このタイトル「春風舞走(しゅんぷうまいそう)」は、中学生東京駅伝に出場する渋谷区代表チームのスローガンです。今日は東京都内51区市町村の中学2年生が自治体間の覇をかけて戦う駅伝大会、会場の調布味の素スタジアムは、選手、自治体教育委員会関係者、保護者などの応援者で埋まりました。

「渋谷区はスポーツにとても力を入れている自治体だ!」と自負する私ですが、如何せん渋谷は都心に存する小ぶりな区、対象中学生の絶対的人数が足りません。強豪といわれる町田市や八王子市、江戸川区や足立区、練馬区などはどこも人口が多く、中学生の数も図抜けています。そんな中渋谷区は女子チーム・8位、男子チーム・7位とどちらも過去最高順位という大健闘でした。

今年は「渋谷」とピンク色で大書したスケッチブックや、ブブゼラなどの応援グッズをもちこみ、私も必死で応援、あまりのやかましさに渋谷区の教育委員さん達にも呆れられる始末ですが、構いません。今年も声がかれるまで応援させていただきました。

レースは男女とも前半ある程度上位につけ、中盤中だるみするも、後半からじわじわと追い上げ、アンカーが順位を上げ、最後のトラック勝負に競り勝つ!という展開、渋谷区応援団の興奮度は200%オーバー、私が奏でる?ブブゼラの音が味の素スタジアムに鳴り響きわたりました。

勇気と元気をありがとう。渋谷区の中学生たち。

朝:フルーツ・おにぎり
昼:弁当・おでん
夜:居酒屋系つまみ
間食:まんじゅう

トレーニング:インターバルトレーニング・ジョグ―10q ハチ公スイム錬―1800m 調布往復バイク―41q

小さくまとまるなよ。
 3月25日(月) 気分: 天候:
地元、神南小学校の卒業式に参列しました。70名の児童が元気一杯中学生へと巣立っていきました。本当におめでとう!さて、今年の卒業式で気になることが一つ。例年卒業生は一人ひとり校長先生から卒業証書を受け取る際、壇上にて自分の将来、近未来の夢を語ります。

4月からは中学生といってもまだ、小学6年生です。「メジャーリーガーになりたい」とか「宇宙飛行士になりたい」とか「歌手になって世界中で歌いたい」など、卒業生からは希望に満ちたスケールの大きな夢が聞けるものと思っていました。

ところが彼らの将来の夢、それはロボットエンジニア、医師、作家、音楽関係の仕事、水族館の飼育員、航空会社勤務、海外留学、魚の研究者、動物病院の看護師、ダンサー、宇宙関係の仕事、パティシエなどなどになりたいと、かなり具体的な内容です。

さらに多くの子が「夢の実現のために中学校では英語を頑張りたいです」と、続きます。具体的な夢をもって中学生から現実的な対応をする、とても良いことなのだと思います。が、何か割り切れないというか、物足りないと思ったのは私だけではないと思います。

生まれてからずっとデフレスパイラルにあえぐ日本で育ってきたのですから、仕方ないかもしれません。でも我われ来賓が「ぷっ!!」と吹き出してしまうくらい稀有壮大で滑稽なくらいな夢を彼らの口から聞ければ楽しいのに、と思わずにはいられません。頼むから、小さくまとまってくれるな!と声を大にして言いたいですね。

朝:卵サンド
昼:懐石弁当、サンドイッチ
夜:イタリアン
間食:まんじゅう

トレーニング:バイクローラー台―15q 休養ジョグ―5km 土日とハードトレーニングだったのでゆっくり。

夢の、新国立競技場。
 3月28日(木) 気分: 天候:
委員として所属する渋谷区都市計画審議会で「新国立競技場等建設整備計画」の概要報告を、事業者である独立行政法人・日本スポーツ振興センターから受けました。2019年のラグビーワールドカップや2020年東京オリンピック・パラリンピック(予定)のメイン会場の整備計画ですから、「スポーツばか議員」を自認する伊藤たけしにはたまらない議題です。

現況の国立競技場、収容人数5万5千人、陸上トラックのレーン数8レーンと、49年前・前回東京五輪の会場ですから、現在の国際基準を満たしていません。それを国際基準に照らして、9レーンの陸上トラック、開閉式の屋根を備えた8万人の観客席、そしてコンペで選ばれたザハ・ハリド氏の最優秀デザインも宇宙船のような外観がとても素敵です。

この計画に伴い、神宮外苑一帯は大規模な再開発が予定されていますから、このエリアがスポーツ施設や文化施設の集積地としてさらに発展することは確実、ますます楽しみです。しかし、一部報道にもあったように、2020年東京オリンピック・パラリンピックが決まらなくても、きちんと建て替えられるのか?という疑問と不安がありましたので、素直に質問してみました。

答弁に立った日本スポーツ振興センターの担当職員、「私の口からはオリンピック招致失敗、とは口が裂けても言えません。」と、前置きしたうえで、事業を進める文部科学省、お金を出す財務省、東京都などがどんな状況になっても、フルスペックの計画推進の予算を付けていただけると信じるのみです。とのこと、やはりラグビーのワールドカップだけでは弱いです。なんとしても、2020年オリンピック・パラリンピックを東京へ!の思いが強くなりました。

朝:ハムチーズトースト
昼:ラーメン・おにぎり
夜:ピザ、サラダ、揚げ物、ごはん
間食:まんじゅう

トレーニング:バイクローラー台―10q ジョグ―代々木公園クロカンコース10q