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伊藤家の食卓

(2010年05月)

GW前半戦。
 5月1日(土) 気分: 天候:
自動車も電車も飛行機も交通機関は全て混雑、旅行代金もこれでもか!っていうくらい高いGWとかお盆とかはいわゆる「安・近・短」なレジャーを志向するのがプロの遊び人?、わたしも前半戦はそこを狙って動きました。

29日の祝日、この日は午前中に仕事を済ましたあと今期初サーフィンのため海へ。うねりの向きと風を考え向かった先は千葉県の鴨川、波はいいのですが、でか過ぎてハードなコンディション、まあ今年初めてにしてそこそこ乗れました。

30日は鴨川の古い宿を後にして、一路東京へ。携帯にかかってくる電話がハードで(新党改革幹事長の荒井先輩とか…)、今日が平日である事を実感、事務所でばたばたしたあとは横浜ベイスターズの応援に神宮球場へ。4回まで0―6で負けていましたが、そこから奇跡の大逆転!!今年のベイとたけしは?ちょっと違います。

そして今日1日、朝から午前中は総会などの行事をこなし(そして今午後早い時刻にこの日記を書いています)夕方からはJリーグ観戦と洒落こみます。フロンターレ対ベルマーレという神奈川ダービ―マッチ、私も中学校時代からサッカーを続けていますし、湘南ベルマーレはトライアスロンクラブもありお世話になっていますので、がっちり応援してくるつもりです!

朝:フルーツ
昼:幕の内弁当・冷やしうどん
夜:たぶん居酒屋は
間食:たぶんクッキー

トレーニング:バイクローラー台―45分、ひざが痛くてジョグは不可能。

天は「たけし」を、見放さず。
 5月3日(月) 気分: 天候:
宙を舞った瞬間「死んだな、俺…」と直感しました。

頭から路面に向かうのが本能的に分かったからかもしれません。頭から右半身が「ぐしゃっ!」という強い衝撃とともに路面に激突、そこからぐるぐると転がり道路の真ん中に仰向けに停止、青い空に私の自転車の部品が飛び上がっているのが見えました。

息が出来ず遠い意識のなかで仲間の誰かが「大丈夫ですか?大丈夫ですか?」と聞くのを「大丈夫なわけないだろう…」などとおもいながらも徐々に意識が戻ってきました。

自転車事故を起こしたのは東京・山梨県境の鶴峠付近の山の中、下りのワイディングロードコーナー入り口で50キロオーバーのスピードが制御できず後輪がロック、そのまま宙に舞ったという次第、完全な自損事故でヘルメットの右半分はぐしゃぐしゃに割れていました。

よく生きていたと思います。担ぎ込まれた救急病院(そんな山の中に病院があるわけも無く、横田基地のある福生市まで運ばれました)での診察の結果は、肋骨2本・鎖骨骨折、複数の打撲・擦過傷とのこと全治2ヶ月との診断でした。確かに重症には違いありませんが、この程度済んだこと(こうやって何とか日記もかけますし、顔や脚はほとんど無傷)は奇跡的で神に感謝しなければなりません。

多くの仲間が側に居てくれて交通整理や事故処理をテキパキこなしてくれたこと、サポートカーが付いてくれて救急車代わりになってくれたこと、救急病院がすぐみつかったこと、家内が一緒に居てくれたこと、バイクそのものも軽傷で済んだことなどなど感謝し切れません。

また、体調のバイオリズムが最低なことを知りながら無理して合宿に参加したこと、「今日はサポートに徹してしんがりを走る」と決めていたにもかかわらず、そのときだけ調子に乗って前を走ったこと、そして滅多に経験しないことですが自転車をこいでいる間に2度もチェーンが脱落し、いやな予感に素直に従わなかったことなど反省材料も山のようにあります。

昨日GW恒例、渋谷区トライアスロン連合による奥多摩・桧原自然の家をペースキャンプにした自転車合宿での出来事です。高校生や初心者を引率する立場のものが事故を起こしてしまい本当に参加者の皆さんにはご心配と迷惑をかけました。

暫くは絶対安静で体中いうことを聞かず痛くてしかたありませんが、入院することも無く普通に生きています。ぼろぼろに破けてしまった渋トラ『明日の神話』バイクジャージーを眺めながら、このとても高くて貴重な教訓を私の今後のアスリート人生と、自転車行政に生かすこと、そして後に続くものたちへの経験談として一生忘れることなく引き継いでいくことを誓いました。

伊藤たけしを生かしてくれた事象すべてに謙虚に感謝します。

朝:カレーライス
昼:パスタ
夜:鉄板焼き
間食:なし

トレーニング:絶対安静。

耳も痛いわ。
 5月12日(水) 気分: 天候:
忌まわしき落車事故から10日、思ったより重症だったようで身体じゅうが未だ悲鳴を上げ続けている感じ、よろよろ歩いたり、ゆっくりママチャリに乗ったりはできますが、痛くてスポーツなんてとんでもない!もうしばらくはリハビリ人生です。

季節がら総会や区議会の委員会、各種打ち合わせなど待ったなしに仕事はありますから、私の怪我はすっかり有名になってしまい道行く人からも「大丈夫ですか?お大事に」と声をかけられることが多いこのごろです。

さて今日は痛い体を引きずり23区区議会議員対象の講演会に出かけました。講師は日本に「マニフェスト」をはじめて提唱した元三重県知事で早稲田大学の教授でもある「北川正恭」氏、県議や衆議院議員も経験していますから、地方議会への注文も的を射ていて耳が痛いことだらけです。

曰く、現在日本は明治維新、第2次世界大戦後匹敵する混迷の時代、だからこそ政治は昨日のしがらみを断ち切る!という強い決断が必要なのだそうです。

具体的には@お願い型・情実型選挙の時代は終わり政策勝負A役所への口利き・あっせんの禁止または公表B投票行動にほとんど結びつかないポスターや大音響のスピーカーの廃止などなどすごい提案ぞろい、ネット選挙が解禁されることを思えば当然の成り行きなのかもしれません。

今後政界は、夏の参議院選挙、来春統一地方選挙にむけ忙しく走り出します。私も「焦らず慌てずあきらめず」の精神で今まで同様、自分の信じた政策を提言し続けていくつもり、まあまずは体を治すことですかね。痛てて…。

朝:なし
昼:パスタ
夜:和食系つまみ・ご飯
間食:クッキー

トレーニング:ウォーキング−1時間

リハビリ、応援、リハビリ。
 5月17日(月) 気分: 天候:
週末は恒例の「新島トライアスロン大会」、島には渋谷区の宿泊施設があり、1999年の伊豆諸島群発地震からの復興支援を掲げて渋谷区トライアスロン連合が翌年(2000年)から参加を始めて今年は何と10年目に当たります。

こんな身体ですからも私はもちろんレースに参加は出来ません。しかしだからといって会長の私がいじけて、家でふて寝というわけにはいかず、参加メンバーたちの応援と新島温泉でのリハビリを目的に船に乗り込みました。

レース当日の土曜日は風が強いものの、気温は高すぎず絶好のトライアスロン日より、家内に持たされたアンパンマンのタンバリン片手にすっかり応援団長気分です。痛む身体を鞭打って縦横無尽?にポイントを移動しタンバリンの音を響かせましたよ。

レースに出れなかったことはもちろん悔しいのです。けれど普段はじっくり観察することの無いエリート選手やライバルたちのレース展開を目の当たりにして気付きも多く、大いに参考にはなりました。

レース後の温泉や表彰式・パーティーでも見ず知らずの選手から「賑やかな応援ありがとうございました!」とか「Thankyu for good sport!!」などと声をかけてもらえたこともうれしいことでした。

日曜日に帰る選手たちを見送ってから私はもう一泊湯治を決め込み、ほとんど誰も居ない露天温泉を昨日・今日と独り占め、昨日の夕方は羽伏浦海岸のファインウェイブを眺めて(もちろん波乗りもできませんので涎をたらしながらです…)地元の友人たちと上手い酒を酌み交わし、再起を誓ってきました。

本当にゆっくりですが確実に良くはなりつつあります。復活の日までもう暫しの辛抱です。

朝:和定食
昼:カツカレー(かじやベーカリー休みでした…)
夜:居酒屋系つまみ
間食:ドラ焼き

トレーニング:青峰山トレイルウォーキング−約4km 新島青少年センターのすぐ隣にトレイルの登山道があり、リハビリトレーニングで歩きました。

潮目が変わるといいけれど。
 5月18日(火) 気分: 天候:
5月18日は私の誕生日、満49歳になり40歳代最後の一年に突入です。自分としては「めでてぇ!」などとは思えませんが、多くの皆様からお祝いの言葉や手紙、メール、品をいただき心より感謝しています。

さて、今日は事故後2週間が経過したタイミングで再度レントゲンによる診察、朝一に渋谷駅新南口駅ビルにある整形外科に行き、その後は事故後に運び込まれた福生・横田基地向かいの救急病院に最初のレントゲン写真の返却と診察料の精算にと病院のはしごです。

夜は総会やら会食など予定がぎっしり、誕生日メシは横田基地付近で雰囲気のあるランチを!ということになり、病院めぐりには家内も同道することになりました。しかしのっけの整形外科から院長に「鎖骨を動かしているでしょう?骨のつきがよくないですねぇ、いうこと聞かないとトライアスロンなんか絶対出来ませんよ!」と脅かされ、すっかり落ち込みました。

そこから直接JRに乗って福生に行く予定でしたが、来た湘南新宿ラインに飛び乗ったところ逆方向へ動いています。気を取り直して恵比寿駅で山手線に乗り換えです。その後も拝島からの電車にトイレに行っている間に乗り過ごし、30分も待つはめになるなどどうも誕生日だというのにやることなすこと「…」な感じです。挙句はランチに狙っていたお店まで定休日、新島で楽しみにしていた「かじやベーカリー」のパンといい、今日のピザといいやはりGWあたりからのバイオリズムの悪さが続いています。

しかしよくよく思い返してみれば、替わりに食べたイタリアンのランチが意外に美味しかったり、6連敗中のベイスターズが接戦を制し連敗を止めたり、誕生日祝いに大好きな白ワイン(シャブリ)をいただいたりと「小結構(こけっこう・ちいさな満足の事象)」な一日でもあるじゃあないですか。

私の最低なバイオリズムもいよいよ底を打ったのかもしれません。打ったと信じましょう。体調も含め気分も運気もぐぐっ!!と右肩上がりになることを期待しましょうか。

朝:ひじき
昼:イタリアンランチ
夜:和食系つまみ
間食:ドラ焼き

トレーニング:代々木公園トレイルウォーキング−60分

祈るような気持ちで。
 5月23日(日) 気分: 天候:
今日は日本最大の自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン(以下TOJ)」の最終東京ステージ、日比谷公園をスタートし、大井埠頭の周回コースでチーム総合・個人優勝が争われます。

東京都トライアスロン連合が10月開催を目指す悲願の都心レース「江戸前トライアスロン(仮称)」の会場が、大田区の城南島とここ大井埠頭をコースとしているため、交通規制の状況などを視察するため、連合役員で午前中に行なわれた「TOJ市民ロードレース」の様子を見て回りました。

しかし天候は折からの雨、スリッピーなコンディションです。市民の部とはいえ上級者では常に時速40kmを超えるスピード、それも80人からが一団となって走るわけですから、小さな接触事故が大惨事になる可能性もあります。

コース上にはよく滑りそうなマンホールや、鋭いカーブなどもあり油断はできません。3週間前に派手な転倒事故をやらかし、未だリハビリ途上の私としては、危なそうな箇所を選手たちが通るたびに「気をつけて!ゆっくり、慎重に」と祈るような気持ちになってしまいます。

私の目の前で事故は起こりませんでしたが、レース終了後にフィニッシュ地点へ向かうと、何人かは転倒事故で怪我をし、治療を受けた選手を見かけます。救急車に乗っている人も居て、聞くところによると20人ばかりが転倒事故に巻き込まれたようです。

なんだか気分が沈んでしまい、その後に渋谷に戻って仕事に復帰してイベントを廻ってもいまいち元気が出ませんでした。とにかく自転車は気をつけて乗らねばなりません。読者で自転車乗りの皆さんはくれぐれも私のいうことを聞いてくださいね!!

朝:フルーツ
昼:やきそば・焼き鳥など
夜:焼肉
間食:ピーナッツ

トレーニング:プールでウォーキング−30分 水の中は重力から開放され、走ってもぜんぜん骨に響きません。

イカで、大漁。
 5月24日(月) 気分: 天候:
わが家の隣地、広大な(1.7ha)都立青山病院跡地には立派な池があり、日々白サギや鴨などが私たち家族の目を楽しませてくれます。将来この跡地が開発にかかってもこの池や自然は是非残したい!というのが地元みんなの願い、今日はやはり地元に住み同じ思いを持つ青山学院大学教授の井口先生が、ゼミの活動として敷地内の「生態系調査」を行なうのに地元町会の有志が便乗させてもらいました。

私の狙いはズバリ「ザリガニ釣り(生態調査)」、昨晩コンビニで仕入れたスルメイカを餌に結んだ糸を池に投げ込みました。待つこと数十秒、ちょっと糸を引くと「ビビッ!」とザリガニが引き込む感覚、ゆっくり引き上げると立派なマッカチンが釣れてきました。

それから先も釣れること、釣れること、いわゆる入れ食い状態、みんな「すごい!」とかいって集まってきますし、私自身もすっかり40年前にタイムスリップ、童心に返らせてもらいました。
結局30分足らずで、20匹ほどを釣り上げることが出来ました。

先日文教委員会の視察で区内の小学校に行ったとき、ある教室で小さな水槽にザリガニが飼われているのを見つけました。事情を聞くと各児童が教材として買い求めているとのこと、であるならば是非渋谷の子どもたちにここで「ザリガニ釣り」を体験してもらい、教材として飼育してもらいたいと思いました。東京都と区教育委員会に働きかけてみましょう!

さて、ザリガニばかりにイカを食べさせているなぁ、なんて考えながら事務所に戻ると、冷蔵の宅配便が届いています。なんと!新島から新鮮なアカイカが大量に送られてきました。そういえば先週、新島トライアスロンの流れで、お酒を飲んだ式根島の友人が「送るよ!」といってくれてましたっけ。

家族やご近所にもおすそ分け、私もいただきましたが食感といい甘みといい申し分なく、目が飛び出るほどの美味しさでした。今日は人もザリガニもイカを充分に楽しみましたね。

朝:フルーツ・ひじき
昼:ラーメン・半チャーハン
夜:イカ刺・パスタ
間食:チョコレート

トレーニング:バイクローラー台−30分

健康診断は健康なときに。
 5月27日(木) 気分: 天候:
年に一度の健康診断、例年であればどうってことない検査が今日は骨折中(肋骨3本・鎖骨)の身体に堪えました。

まずは着替えから大変です。パンツ一丁で紙製の診察衣に着替えなければなりませんが、身体じゅうのコルセットを看護師さんに外してもらうところから始まります。

レントゲン検査では「は〜い、腕上げてください。」といわれ「う、う、う…」と唸りながら「これ以上は上がりません」と謝ってみたり、心電図の検査では胸をはだけることが困難なため、診察衣を首のところからちょきちょき切られてアダプターを装着、あられもない姿です。

極めつけは、胃がん検診です。バリウムを飲まされた後、レントゲン台の上で身体を回転させられたり、仰向け、うつ伏せの姿勢を繰り返し求められるのです。布団の中で寝返りを打つのさえつらいのに、堅い台の上で身体を回すなんて…、「きついのはわかるけれど、頑張って!」などとせかされながら、脂汗をかきつつやっとひと回りさせてもらいました。

不健康なときに健康診断を受けてはいけません。

朝:フルーツ・ひじき
昼:幕の内弁当
夜:幕の内弁当
間食:柿ピー

トレーニング:ウォーキング1時間・バイクローラー台−30分

ゼロ。
 5月31日(月) 気分: 天候:
私が愛飲しているプリン体無しのビールのことでははありません。今月のランニングの走行距離のはなしです。

ランニングを恒常的に始めて今年ではや11年になりますが、様々な事情(故障やけが、仕事などなど)で走行距離が少ない月はときにありましたが、まるひと月1kmも全く走れなかったことはこれまでありませんでした。

未だ走れるからだには戻っていませんが、徐々にウォーキングのスピードも上がりつつあり、来月の早い段階にはスロージョギングに移行できそうな気がしています。

しかし、骨折前のような走りが戻るのかどうかは大いに不安な状態、脚は完全にランニングを忘れていますからどうなることやら…です。まあ、これだけ休んだのですからばたばた焦ることなく、「いい休養になった」と割り切ってリスタートですね。

ともかく今は「健康第一」ということばが骨の髄まで沁みます。

朝:フルーツ・ひじき
昼:幕の内弁当
夜:
間食:

トレーニング:ウォーキング1時間・バイクローラー台−30分