8月31日(月)
気分: 天候:
なんともはや…、適当なことばが見つからないくらいの選挙結果に、事前のマスコミ予想通りとはいえ愕然としています。自民党が大負けして悲しいのではなく、民主党が政権を奪取したことに胸が躍るわけでもなく、ただ、ただこれから先、新政権には日本国の舵取りを間違えて欲しくないと、祈るばかりです。
今思えば、4年前の「小泉郵政選挙」での自民大勝も今回の結果も同様に、民主・自民の議席差(今回308対119)ほど得票率は離れていません。ほんの少しの票差でも、流れが作られてしまえばオセロゲームのように白から黒へ、また黒から白へと一気に変わる小選挙区制の怖さを見た気がします。
そしてこの状況は「刺客選挙」の定着でもあります。郵政選挙の際、自民党は党内の郵政民営化反対派に大量の刺客をぶつけ、マスコミをはじめとする、国民の関心を自民党だけに向けさせることに成功しました。
今回は民主党が女性を中心とした若手・新人を自民党、公明党の重鎮・ベテラン候補に向け刺客として放ち、象徴的な選挙区を創り出すことに成功、民主党大勝の原動力となりました。
しかし、次回民主党は今回の自民党と同じくほとんどの選挙区に現職が存在する事態になります。このことは、小選挙区の候補者をほとんど失った自民党が逆に、よりフレッシュな人材(刺客)をもって民主党に戦いを仕掛けることが出来るということになります。
なんだか、思いつくままに感想文を書いてしまいました。ともあれ、4年前落選を味わいながら捲土重来を期し、当選の栄を勝ち取った候補者の皆さんには心から敬意を表したいと思います。そして、死力を尽くして戦ったにもかかわらず、落選の憂き目をみた方々にも、(同じく落選を味わったものとして)その努力と勇気に心から敬意を表します。
候補者の皆さん、総選挙に関わられたすべての運動員の皆さん、本当にお疲れさまでした。外は台風です、ゆっくりお休み下さい。
朝:ピザトースト 昼:パスタランチ 夜:キムチ鍋・うどん 間食:なし
トレーニング:ジョグ―12km 荒天、寝不足、体調最悪です。
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