2011年9月 〜火の山からの挑戦状〜
「トライアスロンin三宅島」
2013年東京国体のトライアスロン会場に決定している伊豆諸島の「三宅島」、そのプレ大会の位置づけであるトライアスロンin三宅島に参加してきました。

三宅島は初めての訪問でしたが到着後まず驚いたのは島の様子です。いたる所に立ち枯れした木々や溶岩流の跡が見て取れます。気象庁によって活火山度Aランクに指定されているだけあって、たびたび噴火に見舞われます。最近では2000年に雄山が噴火し、全島避難したことは記憶に新しいところでしたが、未だにその傷跡は深くこの地が「被災地」であることを実感させられました。

また、火山性有毒ガスによる警報も硫黄の匂いとともにたびたび流され、大会の開催も最後まで分からない状態でしたが、選手は無事にスタートラインに着くことができ、関係者、参加者一同胸をなでおろしました。
さてトライアスロンのレースといえば、楽しかったのは透明度の高い湾内を泳げるスイムパートだけ、バイクコースは今までレースでは経験したことの無いような「激坂」が2か所含まれるコースを計6周回、中には自転車を降り激坂を引いて上がる選手が…、その数は周回を重ねるごとに増えていく始末、実に過酷なバイクコースでした。
ランコースも景色こそ溶岩流が作り出す壮観の海岸線を望む素晴らしいものですが、小刻みなアップダウンと暑さ、強風が選手たちを悩ませます。
バイク終了時のトランジッションで「伊藤選手、現在総合3位です!」とのアナウンスに私自身がびっくり!ランでは俄然やる気が出て、前の選手をひとり抜き去り堂々の準優勝、参加選手は100名程度と少ないながらも、「50歳・元気なおっさん」の面目躍如といったところでした。引き続き頑張ります!!
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