2005年3月 第8回東京・荒川市民マラソン

― ねばりにねばって6連続サブスリー達成 ―
 
スタート前
 昨年秋の「つくばマラソン」で悲願の2時間50分切りを果たした今、この荒川市民マラソンは取りあえずエントリーだけしておいて、仕事の都合によってはキャンセルも止むなしという位置付けでしたから、モチベーションの低さは隠しようがありません。ましてや、私の仕事は本番(都議会議員選挙)が約3ヶ月後に迫っていますので、本来は走っている場合ではない状況でした。しかし、なぜか今年は故障もなくまずまず練習もできていましたし、スケジュール調整も上手くいったため、連続サブスリーを止めないという気持ちでレース参加を決めました。
目指せ!全員完走 スタート直前 緊張の時 元気一杯行ってきます
 
レース前半
 天気予報では晴れて気温が上がるとのことでしたが、当日3月20日は、薄曇りで結構寒い(5℃〜10℃)コンディション、風は北西からの微風、フルマラソンにはもってこいの天気です。スタート直後は足もやや軽い感じでしたから、1km4分ペースで行けるところまで行くと決めました。このペースで行っていれば、その後の展開も変わっていたかもしれませんが、4km付近で今回のレース女子優勝者(タイム2時間45分台)と一緒になってしまいました。彼女には前走のつくばマラソンでもスタート直後から併走しながら8km付近で置いて行かれ、逃げ切られた苦い思い出がありましたら、つい我を忘れてついて行ってしまったのです。5km過ぎからペースが上がり10kmまでのラップは19分30秒台、今の私のスピードではありません。案の定、13km付近で息が上がってしまい彼女についていけなくなり、その後は大変な思いをすることになりました。
ライバルとのデッドヒート1 デッドヒート2 お疲れ様でした
 
レース後半
 脚に一度乳酸をためてしまってはペースの維持は不可能、(彼女に置いて行かれたショックも手伝い)ずるずると落ちていきます。ましてや折り返してからは弱いながらもアゲンストですからなおさらです。しかし、完全につぶれてしまえばサブスリーも危うくなりますので、苦しいながらもねばりにねばっての走りとなりました。35km過ぎのシャーベットステーションでまごまごシャーベットを頬張っていたら調子を落としている後輩のライバル君にも抜かれる始末、こりゃマズイと思い返し、動かない足に最後のムチを入れて彼とのデッドヒート、最後は競り負けましたが、何とかつぶれることなく目標をクリアしてのゴールとなりました。
走ったあとのお酒は最高!
 
レース総括
 レース展開を読んでもらえば解ると思いますが、今回のレースは自分らしさを忘れ、他人に無謀にもついて行った結果、そのツケを15km以降延々と払う羽目になりました。改めてフルマラソンの苦しさ、難しさを味わい、非常によい勉強になりました。しかし、完璧につぶれることなくゴールできたことは収穫でもありました。

これから3ヶ月間は都議会挑戦に向け全力投球になります。何としても勝ち抜いて、しっかり練習を積み12月、あの「福岡国際マラソン」を走りきりたい(途中関門に捕まらず完走)と思います。
どうか、伊藤たけしの挑戦に大きなご声援をいただきますようお願いします!!
Keep on running!!
フィニッシュタイム  2時間54分21秒 
距離
スプリットタイム
ラップタイム
〜5キロ
19分57秒
19分57秒
〜10キロ
39分35秒
19分37秒
〜15キロ
59分39秒
20分03秒
〜20キロ
1時間19分55秒
20分16秒
ハーフ 1時間24分20秒
〜25キロ
1時間40分18秒
20分22秒
〜30キロ
2時間01分01秒
20分42秒
〜35キロ 2時間22分28秒 21分27秒
〜40キロ 2時間44分48秒 22分20秒
〜ゴール(2.195キロ) 2時間54分21秒 9分32秒
 
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