シブヤを笑顔にする会代表質問
〜防災、東京2020大会、まちづくり、子育て支援などを質す!〜
質問風景
2018年渋谷区議会第三回定例会にて伊藤たけしは「シブヤを笑顔にする会」を代表して質問に立ちました。今回は自然災害が多かった2018年を振り返り防災対策、伊藤のライフワークである東京2020大会対策、山中高原学園、富山臨海学園廃止問題など区施設について、子育て支援策など大きく6点を質しました。以下、代表質問ダイジェストにまとめました!

代表質問ダイジェスト

「防災について」
伊藤たけし 猛暑対策について
①熱中症の注意喚起を。
②高齢者の施策の周知を。
③クーラーのない又は故障の家庭に補助を。
長谷部区長 ①あらゆる告知方法を活用。
②注意喚起を継続する。
③今後の研究課題とする。
伊藤たけし 水害対策について
①自主避難所開設の周知方法は。
②ハザードマップ改定を。
③土嚢等の充分な用意等再点検を。
長谷部区長 ①制度化に向けた取組、周知方法を検討。
②改定を行い適切に情報提供。
③土木事務所、仮庁舎等に配備済み。
伊藤たけし 災害時のドローンについて
①区で配備し、パイロットの育成を。
②渋谷消防団の各分団へ配備をする考えは。
長谷部区長 ①現状では難しいが、専門家とパートナーシップを検討。
②都の動向を見ていく。
 


「東京2020オリンピック・パラリンピック大会について」
伊藤たけし 独自ボランティアについて
①募集状況と活動内容は。
②保険料を区が支給すべきでは。
③親子ボランティアについて、一緒に活動することを条件に登録を。
長谷部区長 ①現在約100名が登録。リアル観戦など機運醸成事業等で活動。
②③前向きに検討。
伊藤たけし 大会期間中の文化プログラムへの取組について伺う。
長谷部区長 昨年度から文化プログラム開催、更なる拡充を図る。
 


「今後の区施設について」
伊藤たけし 仮庁舎について
①新庁舎移転後の第一庁舎の活用内容等は。
②第二・第三庁舎の撤去作業の期間は。
③第三庁舎跡地は美竹公園にもどすのか。
④第二庁舎跡地の都区連携整備(都・区有地の一体利用)に進展は。
長谷部区長 ①中央保健相談所と生活福祉課が2年半程度使用。来年5月以降に、渋谷区子育てネウボラを先行実施。
②来年の6月から約4ヶ月。
③④美竹公園の機能を確保し、都・区有地の一体活用を都と調整。
伊藤たけし 区立公園の公募設置管理制度の新宮下公園への導入は。
長谷部区長 他公園で導入を進める。
伊藤たけし 老朽校舎の建替えについて
①個別計画の策定は。
②策定前に「区立学校インフラのあり方検討会」の設置検討を。
長谷部区長 ①現在策定作業を進めている。
②策定前に専門家等の意見を聞く機会を設ける。
伊藤たけし 山中高原学園、富山臨海学園の廃止について
①決断に至った経緯は。
②代替施設は。
③新島、峰の原等、今後の管外青少年施設存続について伺う。
長谷部区長 ①施設老朽化等、総合的に判断。
③民間活用も視野に総合的、慎重に検討する。
教育長 ②国立青少年施設を活用。
伊藤たけし 渋谷ヒカリエ8階・防災センター新庁舎移転後の跡地利用は。
長谷部区長 シニア支援の「生涯現役サポートセンター(仮称)」を開設予定。
伊藤たけし 保育園や学校等の公共建築物への積極的な木材使用を。
長谷部区長 新築、改修の際は効果的な木材の使用を検討。
伊藤たけし 「美竹通り」に続く区道への通称名の表示を。
長谷部区長 「区道等通称名検討委員会(仮称)」を設置し検討。
 


「まちの環境について」
伊藤たけし 条例等による解体工事着手前のネズミ駆除の義務化を。
長谷部区長 他区も参考に検討する。
伊藤たけし ホームレス対策について
①ハウジングファースト事業の実績は。
②今後の取組は。
長谷部区長 ①8月末までに、355回、延べ740人にアウトリーチを実施、49人がシェルターを利用、三十六人が地域生活に移行。
②様々な支援等を粘り強く継続。
伊藤たけし 区立公園の全面禁煙を。
長谷部区長 新たなルールの中で齟齬のない形で実現を図りたい。


「子育てについて」
伊藤たけし 渋谷区子育てネウボラについて、自ら妊婦等の元へ行き相談を受けるなどの「おせっかい」の姿勢と施策を伺う。
長谷部区長 「おせっかい」な姿勢は施策に取り組む上で重要。
伊藤たけし 一時保育について、インターネットでの予約を。利用可能日数の変更等の検討を。
長谷部区長 利用しやすくなるよう来年度中の実施に向け検討。


「スペシャルニーズ児政策について」
伊藤たけし 地域のスペシャルニーズ児支援情報の集約と事業所連携の重要性について伺う。
長谷部区長 児童発達支援センター設置に向け、地域の支援情報を集約し、事業所をつなげる仕組みの検証が重要。
伊藤たけし 保育所等訪問支援について
①専門性の高い人材の配置を。
②小学校で支援の利用を。
長谷部区長 ①児童の担当支援員が一貫して支援する体制を検討。
教育長 ②活用方法を研究。
伊藤たけし 知的障がい児にも言語聴覚指導の場「ピッコロ」の利用を。
長谷部区長 クラスの枠を超えた柔軟な対応を検討。
伊藤たけし 「障がい(スペシャルニーズ)」の呼称の導入を。
長谷部区長 今後の研究課題とする。
 
[用語解説]
アウトリーチ…援助が必要だが、自発的に申し出をしない人々に対し、公共機関などが働きかけて支援の実現をめざすこと。
スペシャルニーズ児…特別な支援や配慮を必要としている障がいを持つ子どものこと。


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