2014年(平成26年)第2回定例会・無所属クラブ代表質問!
〜2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据えたまちづくりを!!〜
伊藤たけしは平成26年第2回定例会(6月18日)にて無所属クラブの代表質問に立ちました。
内容は①2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据えて②しぶやのまちづくりについて③防災対策について④松濤公園のかいぼりについて⑤河津新保養施設の有効活用⑥特色ある教育についてなど、大きく6点です。質疑型ではなく、提案型の質問を目指し積極的に新しい施策を提言しました。新提言については予算も関わるため、厳しい答弁もありましたが、一歩一歩ながら進んでいる感覚を得られた代表質問となりました。以下、質問ダイジェストにてご紹介します。
質問風景

代表質問ダイジェスト

2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据えて
伊藤たけし 組織の専門性、機動性、柔軟性等を考え、体育施設管理運営、スポーツ政策を担う「渋谷区スポーツ健康公社」を設立し、東京オリンピック・パラリンピックに備えるべきと考えるが所見を伺う。
区長 人件費の問題などもあり、今の段階では検討にとどめる。
伊藤たけし 渋谷区版おもてなしとして、ホームステイ先を外国人にあっせんする事業の検討を。
区長 居住環境の変化もあり、ホームステイの実現は難しいと考える。外国人の宿泊先は民間に任せたい。
伊藤たけし 輸送インフラの整備に自転車やセグウェイ等、環境に優しい移動手段を持つエリアを目指しては。
区長 良いアイデアと思うが、第一義的には国立競技場(日本スポーツ振興センター)が考える事柄。
伊藤たけし 2020年に向け、多岐にわたる政策や情報、取りまとめを一元化するオリンピック・パラリンピック専管部署を新たに置く必要があると考える。
区長 今の段階ではまだ、オリンピック・パラリンピック政策担当の専門組織は時期尚早と考える。


「しぶやのまちづくりについて」
伊藤たけし 美竹の丘・仮設庁舎使用終了後の跡地利用はどのような考えか。東京都に児童会館跡地の取得を申し入れるよう改めて要望する。
区長 復旧のときは、スポーツやコミュニティ施設が必要であれば、地域の意見等を聞きながら方向を決めなくてはならない。児童会館跡地取得の努力は当然やっていく所存。
伊藤たけし 再整備予定の「みやしたこうえん」と渋谷駅再開発エリアをつなぐ位置にあり、建替え気運の高まる「のんべい横丁」との一体開発についての見解と、美竹公園内のマイケル・ジョーダンコートの再設置について伺う。
区長 「みやしたこうえん」は、耐震性の向上を図る必要があり、駐車場を含めた一体的整備を考えなくてはならないが、「のんべい横丁」との連携協力もやぶさかではない。マイケル・ジョーダンコートは、仮庁舎建設のため一旦は撤去し、移設先は今後の検討課題とする。
伊藤たけし 「客引き行為等禁止条例」の制定に向け、いつ条例提案が可能か。検察などとの協議の進捗状況と罰則規定の内容、重点地域指定の考え方を伺う。
危機管理対策部長 警察とは一定の協議を終了し、第三回定例会での条例提案に向けて東京地方検察庁と協議中。罰則規定は、実効性を担保するため、刑事罰の罰金を考えている。重点地区は、渋谷、原宿駅周辺等を指定していきたい。
伊藤たけし 一定規模以上のオフィスビル建築では喫煙所の付置義務を、大規模再開発地域は事業者による分煙体制の確立と開発地域内に喫煙所の設置義務付けが必要と思う。喫煙所付置義務条例の制定を含め所見を伺う。
危機管理対策部長 喫煙所付置義務条例は慎重に検討すべきと考えるが、開発事業者などには施設内の喫煙スペース設置を要請する。
 
 


「防災対策について」
伊藤たけし 地域の防災訓練に中学生参加の促進を。
区長 中学生の参加は徐々に増えているので、地域の協議の中から機運が盛り上がることを待ちたい。
伊藤たけし ペット同行の避難訓練を、獣医師会協力のもとに、渋谷区総合防災訓練で行っていく必要があるのでは。
危機管理対策部長 区の防災対策全体の見直しを行っているので、その中で検討する。


「松濤公園池のかいぼりについて」
伊藤たけし 池の水を抜き清掃し、外来種生物などの駆除を目的とした「かいぼり」の事前調査が行われたが、池に生息する生物の概況、湧水の状況、かいぼり本番で必要な人員と「かいぼり隊」のイメージを伺う。
土木清掃部長 事前調査の結果、外来種のミドリガメが多く、在来種のクサガメ、イシガメのほか小魚等の生息と、一時間に約千リットルの湧水を確認した。本番は、延べ百人程度の人員が必要で、広く参加できるよう進めていく。
 


「河津新保養施設(河津さくらの里しぶや)の有効活用」
伊藤たけし 10月開設に当たっては「シニア団体割引」や「合宿団体割引」制度の導入を検討するべきではないか。
区民部長 利用状況を見ながら今後の検討課題とする。(後の総務区民委員会で団体割引制度の導入を明言)
伊藤たけし 河津町長より河津町の児童生徒の水泳指導の場としてプールを利用させてほしいとの要望があった。施設開設を機に両自治体の絆を一層深めては。
区民部長 区民の利用を優先しながら、河津町役場と十分相談し、交流等が図られるよう進める。
 


「特色ある教育について」
伊藤たけし 原宿外苑中学校でのクリエイティブ教育の推進と、笹塚中学校のボランティア教育など特色づくりの展望について伺う。
教育長 両校の取組に注視し、学校の意向を踏まえつつ、特色ある学校づくりを考える。
伊藤たけし 小・中5校指定のオリンピック教育推進校での具体的取組と、六年後に向けて「おもてなしボランティア登録」を受け付けてはいかがか伺う。
教育長 オリンピックの歴史、意義、理や、参加国の文化等を学び、外国の人々との交流を行う。ボランティア登録等は今後国や都の動向を待ちたい。


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