青山病院跡地(17,500u)の暫定活用計画
〜住宅展示場として5年半程度の貸付に〜
 
渋谷駅東口エリアの渋谷1丁目、神宮前5丁目には残された大きな「都有地」が3カ所(青山病院跡地・児童会館跡地・宮下アパート跡地)あります。現在それぞれで東京都による開発計画が進められていますが、その活用については渋谷区・区議会・区民も重大な関心を持っています。

平成22年には渋谷区の「渋谷・神宮前地区あり方検討会」による提言書がまとめられ東京都に提出、伊藤たけしも地元区議会議員として、検討会にて地域住民の要望と今後の活用方法について提案したところです。


このたび3都有地でも最大規模(175,00u)の青山病院跡地(渋谷区神宮前5丁目53番)の暫定利用計画が東京都より以下のように示されました。

(1) 暫定活用として一時貸付
○敷地全体を一括して貸付
○東京都の施策(住宅耐震化、省エネ住宅)に連動した住宅展示場用地
○貸付期間は5年半程度
○予定年間賃料 2億1600万円程度

(2) 今後のスケジュール
○平成24年5月15日 入札・事業者決定
○平成24年11月15日 土地貸付契約締結
○平成25年4月〜平成29年4月 住宅展示場開設
とのことです。

渋谷区と区議会では改めて東京都に対して敷地内に残る、旧稲葉長門守邸に由来する緑地と池の保全や震災時の一時避難場所としての役割を要望し、了解されました。
 


【参考】
以下の写真は東京都から参考になるといわれ、視察した西新宿角筈の「東京都新宿住宅展示場」の様子です。
 

この活用はあくまで「暫定利用」に過ぎません。今後とも地域の皆さんや渋谷区・区議会とも情報を共有しつつ、東京都による開発を注視していきます。ご意見・ご要望をお待ちしています。
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