区議会最後の一般質問に立つ!

都区のあり方・近未来の政策課題を質す

 6月10日、平成17年第2回定例会で、区議会生活4期15年の総決算として一般質問に立ちました。平成3年の初当選以来、数々の提案・提言を行ってきた議場での質問もこれが最後、さすがに質問の終盤はほろっときましたが、21世紀の渋谷区と東京都が抱える大きく3つの政策課題について、勇気を持って改革するべきだと訴えることができました。今回質問したことや提言したことは必ずやり遂げたいと思います。どうか皆さん、応援よろしくお願いします!!

最後の質問なのに前を向いている写真はありませんでした
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質問ダイジェスト
不公平税財政について
伊藤たけし
都区財政調整制度の「均衡ある23区の発展」という理念は理解できるが、渋谷区が納めた固定資産税などが、周辺区に流れ続ける不公平極まりない構造について、納税者の代表者である区長の見解を伺う。
区長
市町村税法人分や固定資産税は、居住する区の財源であり、区民のために使うことが、地方分権の目指すところであると考える。現行制度は極めて不合理な制度であり、普通地方公共団体となることが先決と思う。
23区の再編について
伊藤たけし
23区に分かれていることで、意見がまとまらず、自治権確立の阻害要因となるのであれば、政令指定都市や道州制も視野に入れつつ、納税者が納得する形での、23区再編を目指すことも必要と考えるが区長の所見を伺う。
区長
区が普通地方公共団体となるためには23区統廃による政令指定都市となることも一つの選択肢、他方、住民自治の振興のためには区民と行政がフェイスツウフェイス(face to face)の関係を維持していくシステムが併行して欠かせない。
ホームレス問題と宮下公園について
伊藤たけし
東京都と特別区は、代々木公園で「ホームレス地域生活移行支援事業」を展開中である。この事業を宮下公園にも適用されるよう、東京都に申し入れすべきと思うが。
区長
東京都と特別区の共同事業として平成16年度より実施中。宮下公園での本事業の実施については、東京都のみならず各区のコンセンサスを得なくてはならず、本年度は難しいが18年度以降の実施については、東京都に申し入れたところ。
フットサルコート整備とその後の宮下公園の運営について
伊藤たけし
宮下公園フットサルコートの竣工予定は。また、整備後はバリアフリー化を始め公園全体の改良を目指すとともに指定管理者制度を利用すべきと考える。
区長
フットサルコートの整備は年度内に竣工予定。公園改良については、指定管理者制度を含めて威厳に沿って今後の整備、運営のあり方を検討していく。
ゆとり教育について
伊藤たけし
国際学力テストの結果だけで、「脱ゆとり教育」へと舵きりを行うべきではないと考える。二学期制や習熟度別学習により「ゆとり」と「学力向上」の共存は十分可能と考えるが。
区長
ご意見のとおり学力向上のためには、「ゆとり」のある教育環境が大切であると考えており、「ゆとり」を持って学力向上に取り組むことによって、児童生徒に生きて働く確かな力を育成していくことができると考える。
コミュニティ・スクールの設置について
伊藤たけし
私たちが求めた「公設民営型」と国が認めた「学校運営協議会型」のコミュニティ・スクールの相違点を、どのようにとらえているか、「公設民営型」を目標としつつ、そのステップとして「学校運営協議会型」を導入する考えがあるか、伺う。
区長
「学校運営協議会型」コミュニティ・スクールは、本区教育委員会が進めてきた「学校評議員」、「学校運営連絡協議会」「学校外部評価」を活用した開かれた学校作りと軌を一にするものと考えるが、導入については、現時点ではなく、教育委員会での十分な議論を持ちたい。
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