中央防波堤・新海面処分場(ごみの最終処分場)へGO!!

 私の所属する区議会自治権確立特別委員会は5月9日、東京都に残されたごみの最後の処分場である中央防波堤外側埋立処分場並びに新海面処分場へ視察に出掛けました。近年、ごみの減量・リサイクル等により、埋立量は減少しつつありますが、東京に残された最後の場所、清掃行政の未来に向けしっかりチェックしてきました。


レクチャーを受ける

中央防波堤外側埋立処分場に立つ
ごみ最終処分場図


23区のごみと処分場の現状

 東京23区のごみ量はバブル期の昭和60年頃から急増し、平成元年には490万トンと過去最高に達しました。その後、ごみ量は減少を続け、平成14年度には350万トン、15年度は349万トンになりました。平成元年(1989年)時に、2010年には満杯になると予想されていた最終処分場も現在では今後約30年程度は使用できると修正されました。


23区のごみ量の推移

中央防波堤外側を臨む
新海面処分場を臨む
今日も埋め立てが続く

 


アイ・オブ・ザ・タックスペイヤー
 東京都は最近「サーマルリサイクル」と称して、廃プラスチック(燃えないごみ)を燃やして、さらにごみの容量を減らす方向に向かっています。しかし私は、(1)最終処分場に余裕が出来た点 (2)住民のごみ分別意識を低下させる点 (3)プラスチックを燃やす際に生じる高熱が温暖化防止に向けた京都議定書に逆行する点 などからこの「サーマルリサイクル」には賛成できません。3つのRと呼ばれる「リデュース(ごみの発生抑制)」、「リユース(ごみの再使用)」、「リサイクル(ごみの再利用)」を推進しながら、地球温暖化防止を進めつつ、ごみのさらなる減量を図るよう行政サイドに強力に働きかけていきます。


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