平成16年度補正予算(第2号)へGO!!

 渋谷区議会第3回定例会が9月30日から10月25日まで26日間の会期で開かれました。条例案6件、平成15年度決算4件、二の平荘改築工事等契約4件、意見書2件など区民生活に密接に関わる諸議案が議決されました。中でも今定例会の目玉は「一般会計補正予算(第2号)」です。新たに計上された 258,609千円の内容に迫ってみます。



補正予算(新規事業)の主な内容
事業名
予算
内容・目的
Photo
旧大和田小跡地利用基本構想策定
15,750千円
旧大和田小(現ケアコミュニティ桜丘)の建て替え
(1)健康センター
(2)演劇・音楽ホール
(3)プラネタリウム・子供科学センター
(4)教育センター・けやき教室他を予定
旧大和田小
本町4丁目「玉川湯」取得
160,000千円
公衆衛生対策として廃業予定の銭湯を区が買収、存続。
銭湯を利用した「ゆうゆうくらぶ」
障害者福祉複合施設基本設計委託
11,000千円
神宮前「心身障害者福祉センター」建て替え
心障センター防災訓練
幼稚園・小学校・中学校における安全対策
13,947千円
(1)携帯メールによる学校緊急情報の発信
(2)刺股・スプレー等防犯用品の配備
(3)教室への内鍵整備
小学校の防犯カメラ
放課後クラブ事業
16,881千円
学童待機児解消を目指し上原小・加計塚小にて新たに開始
上原小放課後クラブの様子
防犯リーダー実践塾運営
1,861千円
地域防犯の核となる防犯リーダーを育成(50名程度)するため「防犯リーダー実践塾」を開校
渋谷駅前の防犯パトロール

アイ・オブ・ザ・タックスペイヤー
  今回の補正予算は、急を要する事業についてスピーディーに予算計上された点を高く評価します。また、区民の関心が高い(1)防犯(2)教育(3)防災を中心に、全ての事業を自主財源によって当てている点も行財政改革推進の証左だと理解します。特に渋谷区に残された最後の一等地とも言うべき「旧大和田小学校跡地」立て替えの基本構想については、、その内容や開発方法について、区民(タックスペイヤー)の意見を聞きながら区民財産が決してムダにならないで充実した施設となることを心から期待します!!
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