実は私、結構「へぎそば」にははまりました。新潟は長岡の「小嶋屋本店」で初めて食べて依頼、あの透明感、強いコシ、そしてあの喉ごしにすっかりまいってしまいました。東京で最も良く通ったのが中目黒の「匠」でした。あの名店が渋谷にも進出したと聞き、早速駆けつけてきました。
　へぎそばのつなぎは布海苔ですから、強烈なそば粉の香りはありませんが、匠の甘く濃い口の汁とはベストマッチと言って良いでしょう。
　写真左が「へぎそば手振り（１〜２人前）」（１２６０円）、２番目がこれも越後の郷土料理の「のっぺ」（６３０円）です。土地の山菜やキノコ、根菜と鶏肉の冷たい煮込みで、お酒のつまみとしても最適です。右端の写真は８９３円のランチセット、色々な組み合わせが楽しめます。昼夜こだわらずに思わず足が向いてしまう、そんなお店です。