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伊藤家の食卓

(2015年02月)

更新情報です。
 2月1日(日) 気分: 天候:
渋谷新時代リポートを更新しました。区議会五輪・パラリンピック対策特別委員会の報告と、「2020運動」のススメというコンテンツ、ご笑覧ください。

朝:焼きもち、ポンカン
昼:和食系新年会つまみ
夜:洋食系新年会つまみ、パスタ
間食:フルーツケーキ

トレーニング:代々木公園クロカンジョグ―昨日の30km走が効いて疲れたっぷり

最終の授業。
 2月2日(月) 気分: 天候:
私の恩師、早稲田大学社会科学総合学術院教授、岡澤憲芙先生が70歳定年を迎えるにあたり、大隈記念講堂にて最終講義が行われました。最終講義とは文学部創始者・坪内逍遥先生が大隈記念講堂で1927年に行って以来の早稲田の伝統行事で、いわゆる大教授にのみ許されている花道です。

岡澤先生は政党政治、比較政治研究の第一人者であるとともに、北欧の政治・社会福祉を日本に伝えた開拓者でもありました。本日も退官するにはもったいないほどの迫力で、スウェーデンと日本の比較政治をご教授いただきました。ゼミ生には大変厳しい先生でもあり、私なども現役時代は書いたばかりのリポートを「全くなっていない」といわれ、目の前でびりびりと破かれたものでした。

考えてみれば私の座右の銘「知行合一」も岡澤先生から習った行動哲学が基になっているのかもしれません。「迷ったらGO!」「フィールドワークは100冊の読書に勝る」などの至言を学生時代に叩き込まれ、ここまで私たち教え子を育てていただきました。そして本日の最終講義でも胸にずしんとくる言葉で締めくくってくれました。

曰く「スウェーデンは150年間戦争をしていません。彼の国は超福祉国家などと呼ばれますが、真の福祉とは平和であるということ、戦争をしないということなのです。覚えておいてください。」と締めくくられました。イスラムテロ組織「イスラム国」に日本人二人を殺害されたばかりでもあり、なんとも説得力のあるものになりました。岡澤先生、本当に長い間ありがとうございました。

朝:焼きもち、ポンカン
昼:和食系新年会つまみ
夜:洋食系新年会つまみ、パスタ
間食:フルーツケーキ

トレーニング:代々木公園クロカンジョグ―昨日の30km走が効いて疲れたっぷり

約束は、守ろうね。
 2月3日(火) 気分: 天候:
今月1日、ついに「こどもの城(渋谷区神宮前)」が閉館しました。こどもの城は全国唯一の国立の児童館で年間60万人を超える来館者を数える親子に人気の施設で、前民主党政権時代のいわゆる「事業仕分け」に引っかかって、老朽化を理由に2012年秋、閉鎖が決まったものです。

老朽化といっても昭和60年の建築物で耐震性能に問題はなく(徒歩3分の私のうちなんか昭和39年竣工ですがいまだ全然平気ですよ!)、併設されている青山劇場や青山円形劇場はバレエやダンス、ミュージカルの発信基地であり、敷地内に鎮座する岡本太郎作・巨大オブジェ「こどもの樹」などとあわせ、ここ渋谷・青山に文化の香りを運んできた大事な拠点だったのです。

渋谷区議会では(近隣の港区議会も)閉館発表があった2012年秋にすぐさま「存続を求める意見書」を国に提出、その後も私は地元の議員として利用者団体、文化団体などと連絡を取り合って、国に対して存続の働きかけをしてきたところです。昨年秋には私も自民党の政務調査会に呼ばれて発言、近隣の都立児童会館に続き、国立児童館「こどもの城」まで閉館となれば、国・都・地域の児童育成はおぼつかなくなりますよ!と訴えてきたところです。

その席で、中曽根弘文・青少年健全育成推進調査会長から「私も視察に行ったが簡単に閉館してよい施設とは思えない。一度は閉館したとしても、厚労省から文科省への所管替えなど、施設存続に向け調査会としても努力する。この時期になるまで自民党として取り上げられなくて申し訳なかった。」とのありがたい発言もいただいています。

どうぞ中曽根会長、約束をお守りください。あの場にいた関係者は皆、政府自民党の約束を信じています。閉館されてしまった今、改めて「なぜ閉館なのか?」との思いがよぎります。不動産業者の目で見れば、人の手の入らなくなった建物はどんどん老朽化していくもの、一日も早い再開、再活用を心より願っています。

朝:ハムチーズトースト、フルーツ
昼:弁当、節分会つまみ
夜:新年会つまみ、弁当
間食:最中

トレーニング:バイクローラー台―30分 ジョグ―10q

俺だって寒いよ。
 2月8日(日) 気分: 天候:
今日は東京都全域の自治体の中学2年生による「中学生・東京駅伝」です。昨年は例の大雪で中止を余儀なくされたため、2年ぶりの開催となります。東京23区と27の市町の計50チームが参加、女子が16区間・30km、男子が17区間・42.195kmで覇を競います。

私は渋谷区チームの応援団長として会場の味の素スタジアムに入りましたが、まず寒いです。午前10時の女子駅伝スタートの頃は曇り空でしたが、11時を回ったころからみぞれ混じりの冷たい雨が降り出しました。男子のレースが始まる午後1時くらいはほぼ大雨、渋谷区代表の男子選手からは「本当にレースをやるのですか?」とたずねられるほどです。

「雨で駅伝は中止にならないよ!さあ、準備して」と発破を賭けつつ、私もカッパを着込んでスタジアム内からコース上に移動します。熱いハートで声援を送りますが、雨水のしみこんだ足と手は感覚が無くなるほど冷たくなりました。これなら自分が走ったほうがまし!という気分にされられました。

私は昨秋からのチーム渋谷の選考レースや、結団式、練習会などたびたび足を運びましたから、彼らの力は大体把握しています。(大したことはありませんでしたが)男女とも力通りの結果は出してくれたものと思います。選手の皆さん、監督はじめスタッフの皆さん、保護者やPTAの皆さん、教育委員会をはじめ関係者の皆さん、本当に寒い中ありがとうございます、お疲れさまでした。

ちなみに場内放送の解説は瀬古利彦さんです。レース終了後に電話で「解説お疲れさまでした。放送席は温かそうでいいですねぇ」と聞いたところ、「ばか、放送席も雨こそ吹き込まないけど屋外だから俺だって寒いよ!!」との答え、これは失礼しました、先輩。

この駅伝、以前は春分の日(3/21)に行われていましたが、昨年から2月の第一日曜日への日程変更、昨年は雪で中止、今年はみぞれ混じりの冷たい雨、天気には祟られた日程のような気がします。ぜひとも来年はスケジュールを元に戻してほしいものですね。

朝:おにぎり
昼:煮込みうどん定食
夜:新年会つまみ、鍋
間食:みかん

トレーニング:軽ビルドアップ走―15q 少しずつ調子は上向きになってきた

根強い人気、だ。
 2月11日(水) 気分: 天候:
昨晩、今年3月22日に再開発のため閉館する東急プラザ渋谷の特設会場で開催されている「タイムスリップギャラリー」を覗いてきました。1960年代、70年代、80年代、90年代…と年代ごとに写真で振り返ることができる展示は大いに楽しめました。また、当時のディスコなども再現されていて笑えました(かかっている音楽は本当に懐かしいものでした!)。

ギャラリーの最後は渋谷本町学園小学校でスポーツを楽しんでいる子供たちが、メッセージボードに@あなたの好きな渋谷の場所はどこですか?A未来の渋谷をどんな街にしたいですか?の問いに答えを書いて掲げているコーナーでした。驚いたのは好きな場所は先に閉館した「こどもの城」と答えている子供が多数いたことです。本町地域からはかなり行きにくい場所ですから、やはり根強い支持があったのです。

そして今日、美竹の丘・しぶやで行われたコミュニティ委員会主催の「もちつき大会」に参加したところ、子供連れの親ですとか、運動施設の利用者などから「なぜ閉館なのか?」「そんなに古い施設ではないのに!」「造形が楽しめる場所だった」「岡本太郎が作ったオブジェ・こどもの樹は今後どうなるのか?」など、地元ならではの意見、要望を多数いただきました。

私からは、渋谷・港両区議会がいち早く「存続を求める意見書」を国に提出して意思を示していること、2月3日の食卓でも書きましたが私自身が、自民党政調会に呼ばれ、中曽根弘文調査会長から「一度は閉館しても所管を代えるなど存続に向けて努力する」という言質をいただいたこと、などを説明しました。

「こどもの城」が国の唯一の児童館として、地域にも東京にもそして日本中からも根強い人気を持っていたことを改めて実感、一日も早い再開に向け、関係者と力を合わせて引き続き努力をしていきます。

朝:ハムチーズトースト
昼:釜飯定食
夜:居酒屋系つまみ
間食:お餅、豚汁

トレーニング:バイクローラー台―30分 ジョグ―10q、1km×1本スピード走 神宮外苑

ちゃんと走らせて、ください。
 2月15日(日) 気分: 天候:
今日は青梅マラソン(30km)を走りました。昨年末宮崎で走った青島太平洋マラソンの大失敗が心に引っかかっていて「まともに走り切れるのか?」という、大きな不安を抱いてスタートラインに立ちましたが、結果的にはフルマラソンのサブスリーペース(1km―4:15)を維持しながら最後まで走れましたので、よしとしましょう。

ところが、4月の統一地方選挙にむけて周りが騒がしくなってくる時期なので、レース前、レース中、レース後も電話に着信やらメールやらがひっきりなしに入ってきます。タイミング悪く?今朝、政治活動の一環として「渋谷新時代リポート」を新聞折り込みに入れたこともその原因で、「区長選に出馬ですか?」みたいな問い合わせもあり、「出ません、出ません、ちゃんと区議会議員選挙を戦うつもりです!」と、妙な説明に追われました。

しかし、選挙がらみで夕方にはどうしても人に会わなければならなくなり、やむなく、本当にやむなく、楽しみにしていた青梅マラソンを走ったメンバーとの打ち上げをキャンセル(後で一瞬顔は出せましたが!)、ひとり車上の人になりました。家に戻ってスーツに着替えて出勤、本来自分的には休日だったので、本当に残念でした。仕方ありませんが…。

さて、話しを戻しましょう。1か月後の3月15日には見事当選した、第1回の横浜マラソンを走ります。コースや天候、並べる位置にもよりますが、気持ちよく走り終えたいものです。こちらの応援もよろしくお願いします!!

朝:おにぎり・サンドイッチ
昼:おにぎり・ドーナツ
夜:そば・居酒屋系つまみ
間食:お餅

トレーニング:青梅マラソン―30km(2:07:11)きっちり走り切れてほっとしています。

なべちゃん、お疲れさまでした。
 2月17日(火) 気分: 天候:
11年間早稲田大学競走部の駅伝を率いた、渡辺康幸駅伝監督が今期限りで退任することになりました。私たち早稲田の駅伝ファンは渡辺監督が就任直後の低迷期に、瀬古利彦先輩の「弱い時だからこそみんなで応援しよう!」の掛け声に呼応し、「渡辺康幸監督(なべ)を男にする会」を渋谷稲門会(早稲田大OB会)内に組織し、熱烈応援を続けました。

「男にする会」では箱根駅伝をはじめとする、出雲駅伝、全日本大学駅伝の学生3大駅伝の応援や、予選会の応援、トークショーやオークションによる資金集めや、「とことん早稲田応援MAP」づくりなど、数々の行事を行ってきましたが、年度末に箱根駅伝を走ったメンバーと監督、コーチ、スタッフを集めて行う「箱根駅伝慰労会」こそ例年のメイン行事です。

本日の慰労会が「渡辺康幸監督(なべ)を男にする会」としては最後の会となりましたが、渡辺監督、次期監督に決まっている相良コーチ、選手たちには涙や別れの暗さは微塵もなく、「渡辺監督ありがとう、来年こそは優勝を目指す!」という選手たちの強い意志で底抜けに明るい会の進行になりました。これも瀬古さん、渡辺監督の性格によるものでしょう、皆楽しんでくれた様子ありがとうございました。

渡辺監督は4年前には学生駅伝の三冠も達成していますし、今春からの移籍先も決定していますので、男にする会としても快く送り出せますが、「新しい早稲田〜泥臭く、1歩でも前へ〜」をスローガンに掲げる相良新監督率いる新生早稲田も引き続いて応援をしていきたいと考えています。ともあれなべちゃん、11年間本当にお疲れさまでした。次のステージでも存分に暴れてください!!

朝:ピザトースト
昼:神座ラーメンセット
夜:イーストギャラリー洋食コース
間食:居酒屋系つまみ

トレーニング: バイクローラー台―30分 休養ジョグ―6q

覚醒する者たち。
 2月22日(日) 気分: 天候:
今日は東京マラソンの開催日、走れない伊藤たけしは毎度のことですが「東京マラソン走ってないの〜?」と声をかけられながら、仕事をこなします。その合間には、ワンセグテレビでレース展開を確認したり、知人ランナーのタイムを追いかけたりしています。※最近はランナーズアップデートといって、名前やゼッケンで5kmごとのランナーの記録が見られるのです。

この東京マラソンで快走を見せた友人が2名います。ひとりは「箱根駅伝5区を走る会」というチームで一緒のひと回り年下のランナーです。私がサブスリーを達成したころからのライバルで、フルマラソンでは勝ったり負けたりしてきました。スピードはあるものの、フルマラソンの記録がなかなか出ません。酔うと「伊藤さんの記録(2:49:53)は単なる通過点です!」などというものの、どうしても越えられない壁になっていました。

その彼が、今回ハーフマラソンの記録で準エリートカテゴリーで出走、見事2時間48分台で完走、苦節10年、やっと伊藤たけしの記録を越えました。本当におめでとう。さてもう一人はトライアスロンやマラソンで私に教えを乞う「たけし塾」所属の後輩議員、ハセケンことハセベケン議員です。

レース前の私からの指示は「3時間15分を切ってきなさい」というもの、運動能力全般では私の上を行く才能を有している彼ですが、彼の練習量から言えばこのくらいのタイムがいいところのレベルでした。しかし、ハセケンは終始淡々とペースを刻んで、なんと…3時間8分台で帰ってきたのでした。いろいろ仕事で悩んでいるところ、本当にあっぱれです。

東京マラソンで覚醒した者たちに、めちゃくちゃ刺激をもらった伊藤たけしでした。俺もがんばろっと!!

朝:サンドイッチ
昼:パスタ、サラダ、洋食系つまみ
夜:居酒屋系つまみ
間食:なし

トレーニング: クロカンコース走―10q ヴェルディスイム錬―1500m