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伊藤家の食卓

(2012年04月)

臨機応変に。
 4月1日(日) 気分: 天候:
4月になりました。今月15日の宮古島トライアスロンに向け、アスリート仲間と今日は最終のバイクトレーニングを敢行、「レースを成就するために当日まで断酒します!」とエイプリルフールのジョークが出るくらい?気合は入っています。

コースは富士山1周・約120km、いくつかの峠と適度なアップダウンが体験できるマイお気に入りルートのひとつです。気温は存外に低いものの天気は良く、一日中いろいろな角度から富士山を眺めることができ満足な練習会でした。

朝・昼の会合やイベントはパスしてしまいましたが、夜には後輩議員の結婚パーティーがあり、浮世の義理ごとですからさぼるわけにはいきません。自動車にバイクを積んで御殿場に駐車、富士山を左回りに一周して御殿場に戻り、ひとっ風呂浴びて「さあ、帰ろうか」と交通情報を見たら大変なことになっています。

「東名高速道路、事故渋滞30km」、このまま突っ込んでしまったらとても間に合いません。やむなく、逆方向にハンドルを向け、箱根を越えて帰ることになりました。そのルートも途中までは順調でしたが、山を下るにつれて渋滞が始まりました。

それならと「箱根湯本で私だけ下してください。そこからは電車で帰るので」とお願いし、パイクもヘルメットも積みっぱなしで、ロマンスカーに飛び乗り、何とか東京に戻り、結婚パーティーにも無事顔を出すことができました。忙しくも臨機応変に対応できた一日でした。

朝:おにぎり・サンドイッチ
昼:とんかつ定食
夜:パーティーつまみ・カレーライス
間食:コロッケ、ジェラード、羊羹などなど

トレーニング:バイク富士山1周トレ―約120km

かなり、緊張した。
 4月9日(月) 気分: 天候:
明治公園で行われた原宿警察署主催の「シニア自転車実技教室」に顔を出しました。これは普段から自転車を利用している高齢者に改めて、交通ルールを知ってもらうとともに、公園内に配置された信号や交差点などを使って、実地に走ろうというものでした。

用意されたコース上には歩行者用の信号機や交差点、一時停止の場所、歩行者・自転車通行可のエリア、路肩に駐車され、通行の邪魔になる自動車なども配置されています。また、テクニカルなエリアにはスラロームや幅の狭い一本橋なども用意されなかなか難しそうです。

私は実技教室の模様を写真に撮ったり、知り合いの方々に「しっかり!」などと声をかけながら会場を回っているとある女性の方から「伊藤さん、あなたも自転車で来ているのでしょう?見ているばかりでなく、やってみなさいよ!」と声がかかりました。

会場は「そうだ、そうだ!」みたいな雰囲気になり、原宿警察の担当者も「それでは、これから議員による模範演技が行われます。間違っているところがあれば大いに指摘しましょう!」とか悪乗りするものですから、もう後には引けません。

かなり緊張しましたが、そこは現役の自転車乗りですから、きっちりルールを守ったうえで、手信号なども加えてコースを回り終えました。担当官からは「さすが、パーフェクトな演技でした。ありがとうございました。」とお褒めも頂き、ほっと胸をなで下ろしたところです。

朝:ピザトースト
昼:野菜ラーメン
夜:フレンチコース
間食:なし

トレーニング:バイクローラー台―15q ジョグ―6q 宮古島トライアスロンまで1週間を切り、調整に入る。

潮目の変化を、感じる。
 4月10日(火) 気分: 天候:
昨日に続いての自転車ネタです。原宿神宮前まちづくり協議会(区認定の地元任意団体)のなかに「自転車対策分科会」が設置されることになり、その発足の勉強会として、NPO法人・自転車活用推進研究会理事長の小林成基氏の講演会が行われました。

彼は私の国会議員秘書時代からの付き合いで、先日区議会の交通問題研究会で話してもらったことがご縁で、本日も講師として招きました。相変わらず、世界や日本各地の自転車事情やデータを駆使し、パワーポイントで示しながら熱弁を振るうところはさすが、普段から放置自転車対策などで苦労している協議会メンバーの目が輝いていました。

実は伊藤たけしも小林さんの講演の前に「渋谷区及び区議会の自転車対策の取り組みについて」という内容の報告を簡単にさせてもらって、原宿・神宮前地区での駐輪場の整備方針や先月設置された「渋谷区自転車安全利用対策協議会」のことなどを話しました。

考えてみれば、区議会議員が街づくりの会合で来賓でもなく「自転車族議員」として区や議会の報告をしたり、自転車問題の専門家からの講演を聞いたりなんて、数年前までは考えられませんでした。東日本大震災以降、自転車の利用者が急激に増えたことが潮目になっていることは間違いありません。自転車政策にとってはピンチをチャンスにするときですね。

朝:ハムチーズトースト
昼:野菜炒め定食
夜:八丈島料理・居酒屋系つまみ
間食:せんべい

トレーニング:バイクローラー台―15q ジョグ―6q 疲れの抜け方が遅い気がする…。

いろいろ気を付けて、行ってきます。
 4月12日(木) 気分: 天候:
いよいよ明朝、宮古島へ飛びます。4月15日に開催の「全日本トライアスロン宮古島大会」に参加するためです。06年、09年に続き3度目の挑戦となりますが、今回は目立った故障や病気もなく(過去2度は下腹筋痛やら痛風やらにやられました…)、ここまではまずまず順調に練習もできています。今回はレースが待ち遠しい感じです。

しかし、ここにきて急に心配な問題が勃発、北朝鮮によるミサイル発射ルートが宮古島上空あたりになっていて、発射のタイミングがどうも大会期間(4/13〜4/16)と重なるようなのです。大会サイドも「発射されれば、レースを中断する」とのコメントをテレビで発表したそうですから、いよいよ心配です。

仲間や友人からは私への叱咤激励のほかにも、「ミサイルに気を付けてね〜!」とか「ミサイルを見つけたら写真撮ってきてね!」などのふざけたコメントも頂きますが、こればかりはなるようにしかなりません。私は政治家の端くれとして長年、北朝鮮による日本人拉致問題解決にも取り組んできましたが、改めて本当にふざけた国です。

私としてはなんとか北朝鮮がミサイル発射を断念して、明日の飛行機が予定通り飛び、きちんとスタートラインに立てて、目標の10時間切りを果たせますこと、願ってやみません。どうか皆さんもサイト上http://www.miyako-net.ne.jp/~strong/

から応援よろしく!です。

※ひとつ宣伝です。私の従兄に画家がいます。ピカソや岡本太郎を彷彿とさせるような作風が持ち味で、近年ど派手な色遣いの中にもさらに円熟味を増してきました。今日から「植草寛の絵」という個展が我が家の近くのギャラリーで始まりました。時間のある方は覗いてやってください。「伊藤たけしから聞いた」といえば、喜びます。
会場 渋谷区神宮前5-51-3ガレリア2階 プロジェクトギャラリー
期間 4月12日〜4月17日 11時から19時までです

朝:ゆで卵・ポタージュスープ
昼:チャーハン・半ラーメン
夜:居酒屋系つまみ・日本そば
間食:チョコレート

トレーニング:バイクローラー台―15q ジョグ―10q 最後に整体にてコンディショニング、やることはやりました。

長い、旅路でした。
 4月17日(火) 気分: 天候:
宮古島から無事戻ってきました。心配された北朝鮮によるミサイル発射も出発日早々に失敗の一報、心配の種が一つ減り、日曜日の「全日本トライアスロン宮古島大会」に向けて、気持ちを高めていきます。

レース前日の気象情報では「曇りのち雨、だんだん強くなる」が当日の天気予報、どちらかといえばいくつかの雨対策を施してレースを迎えました。しかし、朝一スイムの始まるところくらいまでは曇り空でしたが、泳いでいる途中から青空が見えてきました。

その後は完全な夏空が広がり、気温も29度近くまで上昇し前年の覇者も熱中症によるリタイアを余儀なくされるような状況、急きょ直射日光や暑さ対策をしなくてはなりません。しかし「南の島のレースは晴れて暑いのが当然」と考え直し、レースを進めました。

結果は目標の10時間切りには及ばない10時間15分でしたが、最後のランは潰れながらも歩かなかったことが収穫といえば収穫でしょうか?今ある力は出し切れたかな、と思っています。関係者皆さんの叱咤激励に心より感謝です。

月曜日は表彰パーティーや、近隣トライアスロン仲間との2次会、宮古島トライアスリートとの3次会と大いに盛り上がり、レースでの健闘をたたえ合いました。本日は宿泊先のオーナーやトライアスロン仲間たちと、海辺でのバーベキュー、宮古牛を堪能し、エメラルドグリーンの海に飛び込み、サンゴと熱帯の魚たちをじっくり鑑賞してきました。幸せなひとときでした。

さて、気温25度の宮古島から戻ると東京羽田は13度・小雨模様という天候、いやでも現実に引き戻されます。長い旅は終わりました。明日から気持ちを切り替えて、しっかり仕事をすることにしましょう。

朝:パスタ
昼:BBQ
夜:コンビニ弁当
間食:なし

トレーニング:リハビリジョグ―10q 池間島往復

宮沢賢治の詩、みたいで。
 4月22日(日) 気分: 天候:
今週末の土・日は毎年恒例、区議会野球部の合宿で茨城県鹿島市にある「鹿島ハイツ」へ。「こいつってば、遊んでばかりいるだろ!」とか思わないでくださいね。ちゃんと普段は仕事をしていますし、土・日の会合も秘書の柳井くんが代理で、出席してくれていますので。

さて、伊藤たけしといえば、もちろん自転車での合宿参加です。片道約125kmのロングライド、宮古島トライアスロンから僅か1週間、50歳を過ぎたオヤジの行動とも思えませんが仕方ありません。覚悟を決めて、出発!の予定でしたが、昨日外で空気を入れたはずの前輪がパンクしています。

空気入れはトライアスロンバイクとともに未だ、宮古島から戻っていません。虎の子のパンク修理セットを使ってしまうか?と考えましたが、空気が入っている練習用のホイールがあることを思い出し、無事ホイール交換、やっと出発です。

往路は一路千葉から茨城へ、東へ東へと向かうわけですが、4月も後半の天気とは思えないほど肌寒く、その原因は冷たく湿った東風です。お蔭で道中ず〜と酷い向かい風の中を進むことなりました。特に、利根川の上や北浦の上では平地でも時速20kmがキープできないくらいのアゲンスト、かなり消耗しました。

そして本日、天気予報は午後から雨です。早めに出発したつもりですが、成田の手前位からすでに降り始めました。その後雨は、佐倉、千葉、船橋、市川と降り続き、身体は完全に冷え切りました。復路恒例、西船橋の回転ずしでの昼食はあまりの寒さに断念、ラーメンに変更せざるを得ませんでした。

不思議なことに、江戸川を渡り東京に戻った途端、雨は降っていません。路面も乾いていますので、帰宅して家内に「東京では雨はあまり降ってないの?」と聞いたところ、「まだ一滴も…」との返事。まるで宮沢賢治の「雨ニモマケズ」のような合宿はなんとか終了です。お疲れさまでした。

朝:洋食系、ブッフェスタイル
昼:とんこつラーメン
夜:焼肉・筍ご飯
間食:羊羹

トレーニング:鹿島ジョグ―5km バイク復路―125km