ベスト記録更新!第22回つくばマラソン
― 目標の2時間55分台には届かず・・・満足度は50% ―
 
《準備編》

 つくばマラソンは昨年初サブスリー(フルマラソンで3時間を切ること)を達成した縁起の良い大会です。今年もメインレースはここと決めて、8月からマラソントレーニングを開始しました。昨年のような大怪我や故障もなく練習は順調に消化、短い距離のスピードもアップし、行けるかな?という感触はつかんでいました。また、昨年の経験から脚筋力強化には山が良いことも解っていたので、高尾山〜陣馬山往復走2回、アップダウンの多いレースを選んで出場(8月・火祭りロードレース、10月・風越登山マラソン)しました。不安と言えば30キロ走の不足(2回)と、例年最後のペース走として走る光ヶ丘ロードレース(20キロ)で、ペースが安定せず、上がったり下がったりしたこと位です。目標を2時間55分台と決め、レースに臨みました。

アップダウンの多い火祭りロードレースに出場

アップダウンの多い火祭りロードレースに出場

光ヶ丘ロードレースはペースが安定せず

光ヶ丘ロードレースはペースが安定せず

 
《レース編》
レース前半

 レース10日前に家内からもらった風邪も、当日には回復し、体調は良好。昨年のような気負いもなくスタート。風が強いのが少し気がかりでしたが5キロの通過タイムは20分31秒で目標ペースの20分50秒は楽な状態でクリア。バネを使うような走りでもなく「良いぞ!」という感じでした。このリズムでOKと考えていましたが、皆、体が温まりペースが上がる5〜15キロに昨年同様抜かれまくりになり、モチベーションが低下。10キロまで5キロのラップは20分49秒、15キロまでは21分05秒と早くも21分台まで落ちてしまい「これはマズイ」と思い、少しペースを上げ20キロまでは20分44秒に戻しました。

スタート前はリラックス

スタート前はリラックス

予定通りに5キロを通過

予定通りに5キロを通過

まだまだ余裕の22キロ付近

まだまだ余裕の22キロ付近

 
レース後半
 ハーフ通過が1時間27分台でしたから、後半もイーブンで走れば目標達成と考え、まずまずのペースで25キロを過ぎ、レースの山場と考えていた25キロから30キロにかけての3つのアップダウンに突入しました。ここは向かい風をもろに受けての走りでしたが、ここも昨年同様既に落ち始めたランナーを次々に拾い始めていましたので気分は悪くありませんでした。しかし、30キロ地点で時計を見て愕然としました。サブスリーペースである5キロ21分15秒を2秒オーバーする21分17秒もかかっていたからです。スプリットも既に2時間5分台ですから、ベストも危ういか?とのネガティブな考えが頭をよぎり、少し足に疲れも感じ始めていたのでつい、その後は安全な走りをしてしまいました。残り5キロでいつものようにスパートをかけてビックリ!肺で走れる位、足が残っているのです。ラスト2.195キロでは先行されたライバルも追い抜き、なんと8分45秒で走ってのゴールとなりました。

押さえて走る36キロ付近

押さえて走る36キロ付近

ごぼう抜きモード

ごぼう抜きモード

ゴ〜ル!!

ゴ〜ル!!

 
《レース総括》
 ベスト記録が出たことには正直ホッとしていますが、レース後はジョグが出来る位の余裕があり、フルマラソン後の燃え尽き感は感じられませんでした。反省点としては私自身が臆病になり、自分自身を信じられなくなっていたことでしょう。上げるべき時にペースを上げる勇気を持てなかった自分、力を出し尽くせなかった自分を素直に反省しています。

満足度50%のレースでしたので、本当はつくばで燃え尽きて来年4月の選挙までマラソンは控えるつもりでしたが、3月の荒川市民マラソンにエントリーしました。荒川では悔いの残らぬレースをするつもりです。ご期待下さい!!

最後にタイムの流れを掲載し、この項を終了します。Keep on running!!

フィニッシュタイム  2時間56分24秒 (ネット2時間56分19秒)
距離
スプリットタイム
ラップタイム
〜5キロ
20分31秒
20分31秒
〜10キロ
41分21秒
20分49秒
〜15キロ
1時間02分26秒
21分05秒
〜20キロ
1時間23分11秒
20分44秒
〜ハーフ
1時間27分48秒
〜25キロ
1時間44分03秒
20分52秒
〜30キロ
2時間05分20秒
21分17秒
〜35キロ
2時間26分32秒
21分11秒
〜40キロ
2時間47分38秒
21分06秒
〜ゴール(2.195キロ)
2時間56分24秒
8分45秒
 
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